非常な好天が続く2023年のGWですが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?
私の方はこの連休を利用して一気に海外旅行
するでもなく、国内の温泉旅行
するでもなく、相変わらず読書の毎日を過ごしております。
「不動産屋なのに?」
「不動産屋なのに」です。
今回はご存知『あだち充』の青春野球恋愛漫画『H2』を一気読みさせていただきました。
「大人なのに?」
「大人なのに」です。
内容は本当に本当に素晴らしかった!!わずかながらも青春の1ページを歩ませて貰った気持ちです。そして何か『純文学を』読まされた気持ちです。
読まされたって・・・
あだち充作品は、途中途中で描かれる『挿絵』が本当に丁寧で美しいんですよ。絶妙な『間』でそんなのが描かれるので、ふとページを止めて物思いにふけってしまいます。余韻がスゴイ。
そして会話を含めた心理描写が、なんていうか絶妙に濃やかなんですよ。さらっと読んでいると「あれ?今のってどういう意味?なんの表情??」と思って読み返す場面が多々あり。
キャラ設定も、色々あるけど最終的には『人間賛歌!』という所があります。
そういった『全体的な間の良さ・明るさ・美しさ』が、時代を経ても、いや、時代を経るからこそ、鮮烈な印象というか、強烈なインパクトを残してくれるわけです。
と言う事で、未読の方は是非ご一読くださいませ。
ちなみに私は読んでいる途中で三回「ちょっと待ってよ!」と叫んでしまいました。その他に一回「そりゃ無いでしょ・・・!!」と絞り出してしまいました。
そんな作品です。まさにあだち充マジック。24年も前の作品ですけどね。
新しかろうと古かろうと、良いモノは良い。青春に築年数は関係ない。
そんな事を改めて思ったGWでした。
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