えざらいの話です。本日、仕事を休んで自宅前の『えざらい』をしておりました。
江浚い。あるいは井浚いとも書くんですが、とにかく簡単に言えば『側溝の泥上げ』です。
ちなみにこのえざらい、ハッキリ言って当初はこう思ってました。
「あー面倒くせえ!マンション暮らしやったらこんな事せんでいいがに!!(富山弁丸出し)」
しかし、やり終わった後の感想がこちら
「あースッキリした!やって良かった!!」
まあ、部屋の掃除みたいなモンですね。超面倒くさいですが、実際にやってみると結構清々しいという。作業後の、インドの青鬼の魔術とも言えますけども。
このえざらい、時期的には毎年5月頃に行われます。自治会から案内が来るんですよ。『いついつに汚泥を回収しますので、それまでに泥上げをして、袋に入れておいて下さい』と。
汚泥ってのは『側溝の底にたまっていた泥』ですね。これを一旦道路に上げて乾燥させ、水を切った上で袋に詰めるわけです。それを自治会の方で(委託を受けた業者が)持って行って処分してくれるという。
側溝に泥が溜まると水の流れが悪くなりますし、トコトン溜まると悪臭の原因にもなります。なので、えざらいってのは『自治会活動』という意味もありますが、普通に『自宅の住環境を整える』という事でもあるわけです。
だから、面倒でもやっておいた方が良いのですよ。
ちなみにこの時、老人の一人暮らしの場合などは、自治会で助けてくれる場合が多いです。その辺の『助け合い』精神が自治会の良い所ではありますね。
と言う事で、今回はえざらいについてお話してみました。「面倒だなあ」と思われるでしょうが、1年に一回だけで、時間としても30分も掛かりません(徹底的にやろうと思えばもっと掛かりますけど)。
そうビビるイベントでは無いので、安心して取り組んで下さい!