営業マンになった頃、先輩からこう言われた事があります。「宗教と政治の話はするな」。
確かに。この辺の話題は色んな意味で「危険」ではあります。が、敢えて書きます。と、その前に。
私は特定の「宗教」というものに何の関与もしていないのですが「人間が信仰を持つ」というのは当たり前かなとも思ってます。そういう意味では「自分は神も仏も信じません」という思想を持つのも「信仰の一種」です。てことで、誰かの考えが正しくて・誰かの考えが間違っているという事は、無いのではないかと。人に迷惑を掛けない限りは。
さて、昨日、弊社に以前取引いただいたお客さんがいらっしゃいました。ビールを持って。
うれしい!
というのは置いといて、今回は「無事地鎮祭が終わったので」という事でのお礼でした。で、話を聞くと不思議なご縁が。
地鎮祭を行う際、神主さんをお呼びするわけですが、その辺は住宅メーカーの方に任せていたそうです。そしていらっしゃったのが「有磯正八幡宮」の神主さん。この神社、弊社から50m程の場所にある、由緒正しい神社です。
不思議なご縁というのは、今回のお施主さん、今年「たまたま」この有磯正八幡宮に参拝していたと言うのです。それも「お正月」でもなく、ある夏の一日に。その時はふと「金屋町の街並み」を見たくなって散策して、そのついでに、たまたま近くにあった神社に初めてお参りされたと。
今回のお施主さんは随分前(2年以上前)から物件を探していたのですが、中々良い物件が見つからなかったんだそうです。
それが、今年の夏にある神社を「たまたま」参拝したら、そのすぐ近くの不動産屋から「たまたま」良い物件が出て、地鎮祭をしたら「たまたま」その時の神社の神主さんがいらしたと。
で、地鎮祭を執り行った12月15日は「たまたま」雪が降る前日で、寒かったものの雪は無く、神主さんが祝詞を上げると、それまで曇っていた空から「たまたま」陽光が差してきたとの事。
という事もあり、お施主さんとしては「すごい気持ちがスーッとしました!本当に地鎮祭をやって良かった!!」と言っておられました。
というのも、大分悩んでおられたからです。「本当にこの土地で良いのか?」「本当にこの住宅メーカーで良いのか?」「本当に地鎮祭ってやらないといけないのか?」等。
弊社にも何度も足を運ばれ、現地も何度も見られて、悩みに悩んでおられた所、最後に「今までのご縁が結実していた」事を知って「やっぱり自分の決断は間違いでは無かった」と思われたのでしょうね。
ただ最後に書いておきますが、私は「神頼み」は嫌いです。大事なのは「人事を尽くして天命を待つ」かと。このお施主さんも、一所懸命人事を尽くしておられました。
天命は、我々人間には如何とも出来ません。
お互い
人事を尽くしましょう!
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