新年というのは「初心に戻る為の」結構有意義な機会です。本日は一つ「営業の基本」を考え直してみたいと思います。
これを読んでいただけると「良い営業マンと悪い営業マン」を一発で見抜く事が出来るでしょう。
私が住宅営業マンの時、上司から最初に教えて貰ったのがこれです。
「他社と競合になっても、絶対にお客さんの前でその会社の悪口を言うな!」
私がやっていたのは「新築住宅営業」でしたから、色んな住宅メーカーと競合はしてました。その時にお客さんに向かって
「あの会社は〇〇という工法で、ウチよりも性能的に劣るんですよ」とか「あの会社の営業マンはしつこい営業をしてくるのでやめておいた方がいいですよ」などを
言うな!
という事です。いわゆる「ネガティブキャンペーン」と言ってもよいかも知れません。
相対的に「相手を貶めて」「自分を上げる」というやり方ですが、そりゃよくないでしょうね。
何故か?
物事には必ず
「表と裏」があるからです。
そもそも「〇〇という工法は性能的に劣る」というのが「本当に?根拠あるの?証拠は?」という問題もありますしね。
「性能的に劣る分、価格的には非常にリーズナブル」という場合もあります。
つまり。
お客さんが「そこまでの性能は求めておらず、コスト面を第一に考えたい」と考えている場合なら「良い点」になるかも知れません。
「しつこい営業」というのも「誰かに背中を押して貰えないと決めきれない」というタイプのお客さんにとっては「心強い」と思われる場合もある
「かも」知れないということです。
「かも」です。つまりここも「勝手に決めきれない」わけですね。
なので、良く知らないのに競合する他社の事を「一方的に悪く言う」のは「物事を一方向からしか見る事が出来ない視野の狭い営業マン」と見做されるわけですね。
もう一度言いますが、物事には表と裏があります。メリットがあればデメリットもあり、逆もまた然りです。
てことで、私の言う事も、是非そのまま
信じないで下さいね。
※って事は「信じてね」という事です。ややこしい!
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