たまには不動産屋らしい事書いておきましょう。題して「空き家・中古住宅を売却しようと思った時にやるべき事」。です。
シンプルですね。そのまんまです。
説明もシンプルに3箇条としましょう。
1.空き家・中古住宅の特定
当たり前ですが「どこの・何を」売りたいのかが特定されないと売れません。この時に「あると分かりやすい」のが「固定資産税納付書」です。
これがあると「どこに・どんな物件があり」「毎年いくら課税されているのか」が分かります。結構重要な資料です。
2.名義人の確認
不動産の場合、例えば表札に名前が出ていても「所有者」とは限りません。ご家族所有の事もありますし、他人から借りている場合もあるからです。また「土地と建物で」異なる名義の場合もありますし「二人以上で共有」している場合もあります。
ちなみに上記1の「固定資産税納付書」に書かれている人が所有者。
と思っておられる方もいらっしゃいますが、違います。大抵の場合はそうなんですが、必ずしも一致しません。ここは「不動産登記事項証明(いわゆる登記簿謄本)」で「実際誰が所有者なのか?」を調べる必要があります。
3.信頼出来る(出来そうな)不動産業者に相談する
上記1,2をクリアしたら「信頼出来そうな」不動産業者に相談する事です。セオリーとしては。セオリーというのは「そんなもん、相談しなくても自分で売れるわい!」という方法もあるからです。
不動産を反復継続して売買する場合は「宅建業」の免許が必要ですが、自分の家を「一度だけ」売るのに免許は要りません。世間では「個人間売買」などと言われますが、ご自分でご自分の家を売る事は、不可能ではないのです。
しかし、売買価格の決定・不特定多数への情報発信・取引中のトラブル回避・取引後のトラブル防止・買い手からの安心感・諸々の事務手続き等の煩雑さを考えると、不動産業者に依頼した方が「結果的にお得」と思います。手数料を払っても。
地域に強い不動産業者を選ぶのも重要な事です。必ずしも弊社に相談される必要はなく、あなたの近くにも不動産業者はいますので、是非空き家・中古住宅の売却をご検討の場合は相談してみて下さい。
勿論弊社でも、受け付けています!