タイトルからネタばれしてますが、とりあえず高岡市川原町、無事お引渡し完了致しました。誠にありがとうございます!
住宅ローンが通らないのに「無事」なの?それって表現間違ってるんじゃないの?と思った貴方。
貴方は非常に頭の良い方ですね~。多分、名探偵コナンを見てもちゃんと犯人を当てられる人でしょうな。
さて。
そういえば最近名探偵コナン見てませんね。蘭ちゃんにはもうそろそろ一連の事情はバレてるのでしょうか?
まあそれもおいといて。住宅ローンの話です。タイトルにもある通り、今回の案件では「物件の方の」事情があって住宅ローンが通らなかったんですよ。
その事情というのが「建蔽率(けんぺいりつ)オーバー」です。建ぺい率についてはまたどこかで調べて下さい。このページのは分かりやすかったです。
とにかくこの建蔽率、日本の法律(建築基準法)で定められている制限なので、住宅を建てる際には必ず守らないといけません。守らないといけないんですが、元々建っている住宅では、守られていない場合も多々あります。
法律が決められる”前に”建てられた物件だったり、「そんなもん関係あるか!」と言う、ヤンチャな人が建ててしまった場合もあります。
その辺の理由も多々あるんですが、とにかく現在の法律に則っていない住宅は結構存在しています。業界では「既存不適格建築物」などと言います。
漢字ばかりで8文字はキツイですね。
とにかくそういう「法律に則っていない」住宅に関して、銀行は厳しい目を向けます。厳しい目というのは、要するに「そんな住宅にはお金貸しませんよ」という事です。
今回はそういったケースだったんですが、結論としてはちゃんと住宅ローンを通して売買となりました。だから「無事」と言っているのです。
話が長くなるので簡単に書きますが、建ぺい率オーバーで住宅ローンが通らないのであれば、建ぺい率オーバーという状況を解決すれば良いわけです。それだけの話です。
まあその、建ぺい率オーバーを解消する方法というのも、中々厄介ではありましたけども。
とにかく今回の結論は「原則として建蔽率オーバーでは住宅ローンは借りれない。」という事。「でも建ぺい率オーバーを解消する方法もある」という事で勘弁して下さい。
そんなわけで高岡市川原町の案件は建蔽率オーバーを解消する為に4か月費やしてしまいましたが、お陰様にて無事解決です。私の脳内では今、コナンくんのエンディングテーマが流れてますよ。
と言う事で、私は毛利探偵事務所では無くランド・プラン事務所にいます。ご相談はお気軽に。
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