遅ればせながら劇場版『呪術廻戦0』を見ました。まあ兎にも角にも乙骨憂太の声が良かった。つい応援したくなります。
声で言うと、私は狗巻棘の声が好きなんですよね。呪言の時の。低音の響きがカッコいい。
テーマが呪術という事で(ちゃんとした)大人の方からすると「そんな(非現実的な)事・・・」と思われるかも知れませんが、乙骨憂太の悩み、想いというのは呪術と関係なく『人間万事に繋がる事』なんですよ。良かったら是非ご鑑賞下さいませ。
さて。今回は『呪術』と言う事で『呪い』について考えてみたんですが、呪いと言われてすぐ思うのはこんな言葉では無いでしょうか?
『人を呪わば穴二つ』
子供の頃、ばあちゃんにそんな事を言われた記憶があります。人を呪うと自分に返ってくるんやぞ。だから「○ね!」とか「○○す!」とか口に出して言ったらアカンがいぞと(富山弁丸出し)。
本当にそうなってしまうからと。
この辺は狗巻棘の『呪言』っぽいんですが、むしろ日本古来の『言霊』でしょうね。
言った事が本当にそのまま起こるという事ではなく、何かが起こってしまった時に『そういえばあの時・・・』と思い当たる言葉があると、それによって逆算的に『呪い』が成立してしまうと言う流れです。
劇場版スラムダンクにおける少年リョータのマズイ発言もそうですね(※もう帰ってくんな!)。
結局、ネガティブな内容を口に出してはいけないんですよ。
何故か?
誰かの耳に入ってしまうかも知れないし、何よりも『自分の耳に』入ってしまうからです。
呪っている事が相手の耳に入ると呪詛返しされてしまう可能性もありますし、自分の耳に入るとこれがまた、ネガティブワードが自分の体内で増幅されて、益々デカいネガティブに変化してしまいます。
と言う事で、発言には気を付けましょうという自戒でした。不動産屋なんて特に、人の生活に密着した仕事してますし、個人情報を扱う機会も多いんで危険なんですよね。
不動産にまつわるトラブルも、結局は「あの時あんな事言われた!」とか「そんな言い方無いんじゃないですか!?」とかの言葉遣いによる問題が殆どです。
何かとややこしい不動産の話と言えど、言葉を選ぶ事でかなりトラブルは避けられます。
と、私は思ってます。
強い言葉を使えばいいってモンじゃありません。逆に強い言葉が返ってきて『穴二つ』という事も良くあるんですよ。穴二つ。つまり『相手も貴方も、双方傷つく』って事です。
だーれも得しません。
言葉とは呪いでもあり、祝いでもあります。どーせなら祝いの方に使いたいものですね!
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