最近また読書付いてまして、ブログを書く気力が乏しくなってました。
『アウトプットに力を入れるとインプットに力が入らず、インプットに気が向くとアウトプットに気が回らなくなる』
それが人間です。
よね?最近私、仕事と読書と甲子園観戦しかしてません(高岡商業お疲れ様でした!)。
という事で色々読んでたんですが、その中でも横山秀夫さんの『ノースライト』という本が印象に残りました。調べるとドラマにもなってたんですね。
知らずに読んだのですが、珍しく『一級建築士』が主人公の作品で、中々にアツく、そして勉強にもなる本でした。
建築・家・家具。暮らし・幸せ・美しさ。そういう事を考え直す大変良い機会にもなりました。
で、タイトルの『ノースライト』なんですが、文字通り「北の光」です。家には各方面に窓がありますよね?
元気な朝日が入る東の窓。眩しい陽光が入る南の窓。ギラギラした夕日が入る西の窓。それらに反して北の窓からは直射日光は入りません。入ってくるのは何かに反射する光です。
他の家から反射される光。地面から反射される光。そして『空自体』から反射される光。その光は『他の窓から入る光』とはちょっと意味合いが違うわけです。
ま、読んでない方にとっては「だからどうした?」という話で、そう言われると私も「いや、意味はありません」という事になります。
ん?いや、意味は無くはありませんね。
「そう言われればそうだな」という『気付き』が生まれるからです。『美しさ』も『幸せ』も、結構そういうモンでしょう?
そして。
北向きの部屋って、なんか暗いような、寒々しいイメージもあるかも知れませんが、そこに降り注ぐ光は優しいって事ですよ。直接的ではない、間接的な光。
とまあ、そういう話でした。
さて次は何を読もう?おススメあれば教えて下さい!
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