『営業職』という文言を見て、あなたはどんな印象を持つでしょうか?
『ウザい』『大変そう』『体育会系なんでしょ?』という印象を持つ方もいらっしゃるでしょうが、結構『口が上手い人が向いてるんでしょ?』
と思われる方もいらっしゃると思います。実際、『やり手営業マン』と呼ばれる人を見ると、非常に『弁が立つ』という人が多いのも事実です。口八丁手八丁ってヤツですね。
しかし。
私は断言しますが。本当に『良き営業マン』と言うのは
『聴くのが上手い人』なんですよ。
相手の気持ちを上手く聞き取って、相手が本当に心配している所をすくいとって、相手が本当に叶えたいと思っている要望に応える。
しかし、これが非常に難しい。
多分、年を取ればとるほど、実務経験を重ねれば重ねる程難しくなるんですよ。何故なら人は『経験』を重ねる事によって『勝手に想像を膨らませてしまう』哀しい生き物だからです。
人の話を半分だけ聞いた所で『はーん、それってこういう事でしょ?』とか『それはこうしたらいいんじゃないですか?』とか。ひどいのになると『それは違いますよ』と切り捨てたり。
早合点ってヤツです。良くないっすよね。
なので私は、真剣に人のお話を聞きます。しかしこれは、『営業職』と呼ばれる人なら必ず誰でもやっているテクニックでもあります。
チャチャを入れずに傾聴して、どんなにムチャな話でも『確かにそうですね。しかし・・・』とまずは受け入れる(イエス・バット法)。
ただ・・・
これも家族には通用しないようで。私は『自分の家族(妻・子供)』の話を真剣に聞くようにしてるんですが、何故かウザがられます。
なんていうか、真剣に聞き過ぎるんでしょうね。仕事じゃあるまいし。
そして私がその場からいなくなると、家族は大いに盛り上がって会話しています。
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寂しい。
でもまあ、私がいない事で家族の会話が盛り上がるんなら、それはそれで素晴らしい事です。
と言う事で本日の結論。
どれだけ鍛えた営業テクニックでも、家族には通用しない。
家族との対話が、一番難しいっす。
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