最近、正直不動産を読んでいます。昨年はドラマでしたが、今回は本です。
「・・・ヒマやろ?」と思ったでしょ?スキマ時間を有効活用してるんですよ。
さて。
今回ご紹介するのはご存知『千三つ』です。もちろんご存知ですよね?知らない?では不動産業における一般的な千三つを簡単にご説明致します。
千三つとは「1000の話があってもビジネスに繋がるのは3つ位」という事で、「それだけ不動産営業は難しいんだよ」という事を表します。
1000分の3ですからね。0.3%ですよ。恐ろしや。
しかしどんな業界であれ、マジでそんなような数字が現実では無いかと思われる所でもあります(コンバージョン率とか。ああいうのは成約率2~3%程度が当たり前ですからね)。
ただ、正直不動産によると千三つには元々別の意味があるそうです。以下『正直不動産』第一巻P25から引用。
「千の言葉の中に、真実はたった三つって事だ。正直者がバカを見る。嘘ついてナンボのイカれた世界・・・それが不動産の営業だ。」
と、ここで永瀬(主人公)がニッコリ満面の笑みで笑います。
確かに・・・・
あ!感心している場合じゃない!!じゃないですけど、言っている事は分かります。なるほどなあと。
私の場合、警備員⇒住宅営業⇒サラ金営業⇒行政書士と色んな業界を渡り歩いてきたので『その業界ごとの常識』みたいなものは分かります。常識と言うか、慣習というか、雰囲気というか。
なので、31歳で不動産業界に入った時「こんな感じなのか!」と驚いた事を覚えてますし、今もその驚きを忘れないようにしています。
イカレたくないから。
我々が人間社会で生きていく時、何かに押しつぶされそうになる事は多々あります。その世界の常識(っぽい事)とか、それまでの慣習とか、周りの目とか、その他諸々。
戦いましょうよ。押しつぶされちゃいけません。折り合いを付ける事は必要ですが、全部に『染まる』必要はありません。
今朝はそんな事を考えました。
ただ、不動産業界も『全部が全部』そんなわけでは決してありません。私から見て『この人は真っ当な不動産業者だ!』と思う方も多々存在します。
古くからの常識は変わりつつあるんです。
不動産業界の恐ろしい言葉を紹介してしまいましたが、落胆しないで下さいませ!
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