私の家は昨年(2010年)リフォームしてオール電化に。そして、お風呂は待望の「パナソニックエコキュート」を設置しました。
ある日の夜中、ふとトイレに行きたくなって起きました。ついでに水を飲もうと台所にいくと、いつも元気に活躍しているエコキュートリモコンに見た事のない文字が。
「エラーコードF15」
・・・なにか分かりませんが、とにかくエラーという事で動いてない!この時私が思った事は以下の2つ。
①見なかった事にして、寝る。
②説明書を見て、直す。
なんと私は②を選択。一生懸命調べました。
・・・でもない・・・。パナソニックエコキュートの説明書を見ても「F15」というのはない!無いんですよ!!
夜中2時30分。私はパニックに陥ってました。ダメだ!とにかく治さないと!風呂にも入れない!そして、お湯が出ないと食洗機が使えない!それは本当にマズイ!嫁がキレる!!
焦りに焦った私は夜中にも関わらずネットを駆使して調べました。F15・・・F15・・・
ん?
直接の答えはどうしても見つからなかったのですが、色々調べてみるとパナソニックエコキュート『エラーコードF15』の謎を解明する為の興味深いヒントを掴む事が出来ました。
エコキュートは普通の電気温水器と違い、貯湯タンクの他に「室外機」があります。
エアコンの室外機とほぼ同じ形状のものなんですが、この室外機に付いているプロペラによって不要な空気熱を排出しているとの事です。で、F15エラーコードってのはそのプロペラ動作に異常が生じているらしいんですよ。
要するに室外機のプロペラが回っていないと言う事なんですが、では何故プロペラが回っていないのか?
↓
何かがプロペラの動きを邪魔してる可能性は無いだろうか?
↓
そうだとしても、一体何が邪魔してるんだろう?
↓
昨日までは無かったモノだろうな(だって、昨日までは元気に動いてたし)。
↓
じゃあ、昨日と今日とで違う事って何だ?
↓
雪じゃね?
ということで、ここまでわかった時点で即寝ました。現実逃避ではありません。ただ単に、深夜3時に大雪降りしきる屋外に出る勇気がなかったからです。
翌朝。
一面銀世界の外に行って室外機を見ると、屋根からおちてきた雪で室外機が半分以上埋まってます。
イメージ画像です(本当はもっとすごかった)
積雪で完全にプロペラも埋まってます。てか見えません。と言う事でスコップでせっせと雪かきし、なんとかプロペラ部分を目視。
その後は手でプロペラ周辺の雪を除去。機械部分が根雪で凍っていたので、少しぬるま湯をかけて溶かしてみました(水だと溶けないし、熱湯は機械が壊れる可能性があると判断したので)。
プロペラ救出完了!これで大丈夫だ!
と確信して室内に入り、エコキュートリモコンを作動。しかしエラーコードが消えません・・・
何故!?!?
と、一瞬パニックになりかけましたが、多分パソコンと一緒で「再起動」をすればいいんだろうと思ったので、冷静に一端ブレーカーを切り、しばらく待って通電してみました。
すると・・・
無事パナソニックエコキュートのエラーコードが消えました。やった!F15を撃退したぞ!私の脳内では映画「トップガン」のエンディング曲が流れていました。ミッションクリアだぜ!
さ、会社行こ。
ちなみに。今回はエコキュートの『室外機』のお話でしたが、『給水給湯管』の凍結防止も知っておかれた方が良いと思います。関連記事をご紹介しておきますので、良かったら参考にして下さいませ。
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