MENU

2023/08/08
7月12日の豪雨で被害を受けたんですが、買い取り可能ですか?の続き
|
住まい処分

有限会社ランド・プラン

先日の続きです。7月12日の豪雨で被害を受けたんですが、買い取り可能ですか?の案件です。

結論は『なかなか難しい』という事はお伝え致しました。理由としては

①再び水害に遭う可能性が高いから

②そういった家(土地)を購入しようとする人は中々いないから

③不動産業者としてもそういった物件を扱うのは非常にリスクが高いから

というような所になります。では、水害に遭ってしまった家は一体どうしたら良いのか?

私が思うに。

まずは『冷静になる事』だと思います。焦ると良くありません。不動産屋から言わせて貰うと『水害があった!じゃあ売ろう!』というのは最悪のタイミングです。

ではいつなら良いのか?

一つ言えるとすれば、『ほとぼりが冷めた頃』という事は言えるでしょう。

ズルい事言いますが、人は『のど元過ぎれば』色んな事を忘れてしまう哀しい生き物です。まだまだ水害の記憶が生々しく残るこの時期に、無理に売却する事はありません。

無理に売却しようとしても、買う側がその気になりませんし。

とはいえ。

たとえ『ほとぼりが冷めた日』がこようとも。

『今回の水害でどういった事があったのか』は、ちゃんと告知しなければなりません。黙って売るのはダメです。相手がたとえ『忘れていたとしても』ちゃんと告知しなければなりません

じゃあ、そのほとぼりはいつ冷めんねん!

については、様子を見るしかありませんよ。あの豪雨(線状降水帯)がこの地域における『数年に一度』の事なのか『数十年に一度』の事なのか『百年に一度』の事なのか、現時点ではさっぱり分からないからです

逆に『日常茶飯事』という可能性もあるにはありますが、現実問題としてそうそう『何度もある』事ではないでしょう(これは単なる個人的な思いですが)。

まあ、とにかく。

何か事が『起こってしまった』後で解決策を講じるというのは、非常に難しい事です。

しかし最後に言えるとすれば。

今回起こってしまった水災についての記録をしっかり残しておく事は、今後『その物件を売却する為に非常に有用』と言えると思います。

記録とは、その時に撮影しておいた写真とか動画とか、どの辺にまで水が上がってきたかの記録とか、被害状況の資料とかです。どういった被害があって、その為の補修費用はいくら位かかって、火災保険は適用されたのかどうか。

そういった記録があれば、買う側も『そういったリスクがあるのか。しかし、その程度のリスクでこの売買価格なら買いだな』という判断が出来るようになります。

どんな被害が生じたのか、どんな感じで復旧したのか、どんな費用が予想されるのか。そういった情報が無いと買う側の恐怖はどんどん膨らみます。ちゃんとした記録が残っていれば、過大な恐怖心を与えずに済むはずなんですよ。

基本的に人は『何も分からない事』に対して、過度に激しい恐怖を覚えるものですから。

と言う事で。

とりあえず被害に遭われた方に置かれては

『慌てず冷静に』『今回の被害状況を記録しておく』という事をお薦めさせていただきます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー |
住まい処分
タグ |
火災保険
豪雨

7大お悩み相談

お客様の声

2022/04/09

子育ての為、そろそろ自分の家を持った方が良いのでは?

お客様の声

2022/04/16

多世帯同居。どうすれば家族みんなが幸せに生活出来る?

お客様の声

2022/05/01

中古住宅ってなんか心配。購入後の生活は本当に大丈夫?

お客様の声

2022/04/17

集合住宅。いつまで窮屈な思いを続けなきゃいけないの?

お客様の声

2022/04/15

住宅の老朽化が目立ってきた。修繕?建替え?住み替える?

お客様の声

2022/04/21

家ってお高いですよね?どうしたら不安なく家が買える?

お客様の声

2022/04/09

賃貸生活と持家生活。結局どっちが得なんですか?

よくあるご質問

お客様の声

2020/10/19

『隣りの土地は相場の倍出しても買え』『隣りの土地は借金しても買え』は本当?

お客様の声

2022/04/11

「まんぞ」「まんぞう」とはなんぞ!?万雑という不思議なお言葉

お客様の声

2024/02/29

エコキュートの室外機から水が落ちてる。どうしたらいい?

お客様の声

2022/05/11

建築条件付き土地の「建築条件」は外せる?正直不動産第6話の感想。

お客様の声

2022/05/04

近隣挨拶はどこまで?いつする?引っ越しのご近所回りは「真の大人」への階段だ!

お客様の声

2020/06/13

みんな、住宅購入にいくら位お金掛けているの?という話。

お客様の声

2020/11/18

どっちが負担!?住宅解体時の外壁補修問題。隣の壁は誰が直す?

  • ブログ購読

    いつもブログをお読みいただき誠にありがとうございます。メールアドレスを登録いただければ新着記事をメールで確認する事が出来ます。いちいちホームページを見る必要がなく、便利です。特にデメリットはありませんので、是非ご登録をお願い致します!

私がご相談を承ります!

(有)ランド・プラン 代表取締役

高野 竜成

PROPERTY

取扱中物件

PRESIDENT BLOG

不動産屋のひとり言

つくる責任 つかう責任

中古住宅を活用する

空き家が増え続けています。高岡市だけで11,000戸の空き家が存在し、『6軒に1軒が空き家』という状態です。その上で人口減少は止まる事を知らず、物価高と人手不足を原因とした新築価格は高騰の一途を辿っています。しかし、それでも家は建てられ続けています。本当にこのままで大丈夫なんでしょうか?そこで弊社は「中古住宅を活用して、安心できる住まいを提供する!」と決意しました。大量生産・大量消費社会から中古活用・循環社会へ。ランド・プランは『あなたの幸せ』と『持続可能な幸福社会』を実現する『たかおかSDGsパートナー』です。中古住宅売却相談もお気軽に!

ブログの更新通知を受け取れます!
ブログサムネイル

更新通知の登録について

  • 17人の購読者に加わりましょう