私は元々、「草木」とか「花」に全く興味のない人間です。
人によってはそれが「ロマンティック」なんでしょうが、それならば
恐竜とか、化石の方がロマンがあって良いです。男の子なんでね。
しかし
不動産業という仕事で「新築住宅・中古住宅」と関わるようになり、また先般
自分の家
を持った事によって、草木・花に対する考え方が変わりました。
何が変わったかというと、
これら「草木・花」が住宅にあると、とってもイイ!
という事です。イイと言うのが曖昧な表現ですが、住宅が明るくなると言うか、柔らかくなると言うか、華やかになると言うか。
元々私自身が殺風景な男なので、これらの草木・花(グリーンと総称します)が住宅にあると、雰囲気が、とても穏やかな明るさに包まれるんですよね。
さて、ここで一つ問題が出てくるのですが・・・
最近はグリーンも、「フェイク」のものが色々あります。フェイク、つまり「本物ではない」という事で、簡単に言えばまあ
ニセモノのグリーン
です。しかしこのニセモノ、最近はパッと見ても「ニセモノ」と思えないのがたくさんあります。そりゃ、近くでしっかり見れば「本物じゃないな」と分かりますけどね。
しかし、色彩的には「グリーン」ですし、水やりや温度、陽当りなんかの「管理」が全く不要で、非常に気軽に取り入れる事が出来ます。
私も、自宅にいくつか置いてますし、商品としての新築住宅や中古住宅にも置いています。
本物は、水を切らしたら枯れてしまってダメ、水をやりすぎたら根腐れを起こしてダメ。
陽当りが良すぎると葉焼けを起こしてダメですし、陽当りが悪すぎると枯れてしまってダメ。
熱すぎてもダメ、寒すぎてもダメなので、結構大変です。
が、
本物のグリーンは
「変化」が楽しめるんですよねえ。
ここで本題の恨み節。私、昨年自分の住宅を新築した事はお伝えしてある通りですが、その際に施工担当の営業マンから紅葉をいただきました。
大きく立派な紅葉で、私としては大変気に入っていたのですが、ある日、自宅に帰ると
伐られている
・・・
バッサリと
見事に伐られているねえ
・
・
・
なんで!?!?!?!?
ちょっとしたパニックですね。生まれて初めて
「ああ、俺は夢を見ているんだ」と思ってしまった瞬間でした。
が、現実。
後から判明した事ですが、私の母が
「あらあら、枯れてるじゃない!」といって、勝手に伐ってしまったのだそうです。
スゴイ事するなあ。だから「親」って怖いんですよ。一種の児童(?)虐待ですよ。これは。
しかしまあ、伐られる所に置いていた私も甘かったと諦めて約半年!
ちょっと良く分からないと思いますが、新芽が出ているのです!!!
生命の力強さ。
季節の移り変わり。
いずれ生命が尽きてしまうという儚さ。
この辺を感じられる所が、本物の良さだと、私は思います。
と、穏やかに書いてますが、人の家の木を勝手に伐るとは・・・
こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か
ですよ!本当に!!
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