昨日、2023年7月15日は任天堂から『ファミリーコンピュータ』が発売されて丁度40年という事でした。
ファミリーコンピュータ。通称ファミコンですね。
当時私は小学1年生だったんですが、当初は『ゲーム好き』あるいは『新しもの好き』いや、もっと言うと『お金持ち』の特別な家庭にしか無かったので、我が家には当然ありませんでした。贅沢品ですからね。
そしてその当時(1983年・昭和58年)の小学1年と言えば。
今日のような炎天下でも、普通に外で野球したり、サッカーしたり。鬼ごっこしたり、缶蹴りしたり。田んぼでおたまじゃくしを取って遊ぶのがフツーでしたので、ゲームというものに余り興味が無いわけです。
気温も、ここまで暑くなかったですよね。真夏でも30℃行くか行かないかと言う感じでした。
しかしそのうち。
小学校の同級生の中でも、相当数ファミコンを保持するヤツが現れるわけです。誕生日に買って貰ったとか、お小遣いを貯めて買ったとか。
そうなると当然、私も欲しくなるわけですが。当時『決してやってはならないプレゼン』で親にお願いしたのを覚えています。
『みんな持ってるんだよぅ!』という、しょーもなさ過ぎるプレゼンを。
『小学生か!』とツッコみたくなるでしょうが、本当に小学生でしたのでご勘弁下さい。そりゃ今なら私も分かりますよ。『みんな持ってるから、何?』と。
しかしまあ、その辺のおねだりが上手い弟の力も借りて、なんとかファミコンをゲットしたのが小学3年頃。小学校3年と言えば1985年です。
そして、1985年を起点として考えると、その40年前は1945年。終戦の年なんですよね。
あの戦争で散々な状態に陥った日本が40年後、のんきにゲームに興じる事が出来ているなんて、終戦当時、一体誰が想像出来た事でしょう?
40年てのは、そういった時間感覚です。全く想像も出来ない時代になっている可能性を秘めてます。
とはいえ、1943年と1983年の40年を比べると『とんでもない変化』が起きていたわけですが、1983年と2023年を比べると、『その前の40年に比べれば』大した変化は起きてません。
それだけ『戦争』ってのは我々に大きな影響を与えてしまうんだと思っています。
そうするとやはり、戦争のない日常って、ありがたいなあと思いますよね。
今から40年後。2063年。私は87歳。多分ギリ生きてます。生きてても死んででもどっちでもいいですけど、多分まだ生きてます。
お互い元気でいて、40年後、今日の日を振り返って語り合いましょう。
『あんまり変わらなかったねえ』と。
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