ちょっと前、読書していてこんな文章があるのを知りました。
兵を用うる者は、天道に従うも未だ必ずしも吉ならず。これに逆らうも必ずしも凶ならず。(しかしながら)もし人事を失わば三軍敗亡す。
天道・鬼神はこれを見れども見えず、これを聞けども聞こえず。智将はのっとらずして、愚将はこれに拘される。
有名な兵書「六韜」にある記述だそうです。源義経が鞍馬寺で天狗に教えて貰ったという書物ですね。でもまあ、今回そんなのはどーでも良くて、大事なのは内容。
以前私は「神棚」についてブログを書いてるんですが、言ってるのは似たような事です。
住宅に神棚って必要ですか?どこに置けば良い?神棚がある家と無い家の末路
大事なのは「人事」です。もっと言えば「人を大事にする」という事です。これに尽きるんじゃないですかね。
なので、風水・家相を重視される方を否定するわけじゃないんですが、余りにそっち(天道・鬼神)に拘ってしまうと「判断を誤ってしまう」可能性もありますよ?という事です。
「自然の法則に合わせる」という意味では家相や風水も勿論参考になります。しかし、余りに拘ると六韜にあるように「愚将」と言われてしまうという事です。
いやいや!私が言ってるんじゃないですよ!?
六韜が言ってるんです!
自然と調和して、人に優しく。
人事を尽くして天命を待つ。
これで行こうじゃありませんか。