昨日、ある方から「転職を考えてるんですが、御社で勉強させて貰えないでしょうか?」という内容のご連絡がありました。
誠に嬉しいお言葉です。
私は『一人不動産屋スタイル』が好きなので求人については丁重にお断りしましたが、本当に「応援したいな!」と思いました。というのは私もガラスの二十代の頃、そういう事があったからです。
当時は住宅メーカーにいましたが、もう本当に毎日毎日つらくて。仕事の内容が分からない。先輩が何を言っているのか分からない。何をすれば良いのか分からない。そして当然、成績は上がらない。
無力感。劣等感。「営業」という仕事にも全く興味を持てない。朝会社に行くのがイヤでイヤで。その時は悩んだ末にスパッと辞めましたが、そんな事で大丈夫かなあとも思ってました。
「会社一つ続かない人間が、ちゃんと生きていけるのかなあ」と。
でも・・・
生きてます!
そして
活きてます!!
その経験が。あらゆる経験が今に活きてます。なので辞めて良かったですし、そのお陰で色んな職種を経験でき、色んな職場の「考え方・立場」を知る事が出来たのは本当に良かったと思っています。
無職の寂しさも味わっておいて良かったですし、転職する前後の不安感も味わっておいて良かったです。全く新しい世界に飛び込む時の恐怖感も。
でもまあ、飛び込めばいいんですよ。
昔。江戸時代の武士社会ではこう言われてました。
『七度浪人せねば誠の奉公人にてなし。七転び八起き。』
ずーーっと同じ所で頑張る(勤続何十年)事もスゴイ事でしょうけど、色々職場を変えて頑張るのも、スゴイ事なんですよ。
私は『学校を卒業して浪人、警備員を辞めて浪人、住宅メーカーを辞めて浪人、サラ金会社を辞めて浪人、行政書士としてのほぼ浪人生活』を経験してますので、5浪人やってます。
てことは。
不動産業を辞めても、もう2回浪人のチャンスがあるわけですね。
さて、その次は何をしましょう?楽しみです!(まだ辞めませんけども)