正直不動産第6話は『建築条件付き土地』の話でしたが、メインの話は土地というよりも「施工会社の問題」でしたね。
画面で見るとなんともヒドイ工務店でしたが、まあ、リアルと言えばリアルでした。あるっちゃあります。
で、今回の注目不動産専門用語は「建築条件付き土地」だったんですが、意味は何となくお判りでしょうか?詳しい所はこのページが分かりやすかったです。
ザックリ言えば「ウチ(工務店や住宅メーカー)で住宅を建ててね」という事を条件に土地を売却するという事です。そしてここでのポイントとしては
「それだけ人気がある土地だ」
という事が挙げられます。人気の無い土地に「条件」付けてもしゃーないでしょ。という話ですね。
でもこの建築条件って外せないの?というご質問を良く受けますが、基本的には外せません。「言われて外すくらいなら最初から外してます」という話ですね。
ただ「絶対に外せないか?」となると、これは『交渉次第』とは言えます。その件で、本当にたまたまですが今程「以前弊社で某工務店の建築条件を外して差し上げた」お客さんがお菓子を持って来社されました。
「おかげ様で新築住宅が完成しました!快適です!」という事だったんですが、全くもってすごいタイミングです。
この時は「その土地はすごく気に入ってるんですけど、自分が建てたい工務店さんは別にあるんです!」という強いご要望があってご相談いただいたんですが、正直に言うと最初は
「無茶言わんで下さいよ・・・!」という気持ちでした。
ま、なんとかなって良かったですけど。
で、「具体的にはどうやって交渉するの!?」という所ですが、これはもう、真っ正直に交渉するしかありません。でも、その中で一番大事なポイントがあります。何か分かります?
「おカネを積む?」
違います。この時も余計なおカネは積んでません。
「強気でガツンといく?」
違います。
「相手の弱みを握る?」
もっと違います。
一番大事な事。それは
「相手の立場を十分に慮る事」
です。
相手も色んな考えがあって「条件」を付けてます。相手が「その条件を前提に検討してね。」と言ってるのに「その条件は無い事に。」というのはかなりの横車です。ハシゴ外しです。その辺をしっかり認知し、理解し、それを補える方法が無いか、真剣に考える必要があるわけですね。
どうしても「ケースバイケース」なので「こうすれば大丈夫!」という具体的な方法は書けませんが、とにかく真っ正直に、相手の事を考慮して、誠実に交渉です。それしかありません。
という事で、頭使ったら疲れたので、ありがたくどら焼きを頂戴します。
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