MENU

2023/10/09
『剛柔流』の思考法?広島安芸高田市の石丸市長がアツい。
|
不動産屋の日常

有限会社ランド・プラン

石丸市長ってご存知です?広島県は安芸高田市の若き市長(現在3年目で41歳)なんですが、ユーチューブが面白い

何が面白いと言って、市議会や会見を舞台にした公開舌戦が非常に面白いんです。

私も前々から思ってました。『何故公開の面前で真剣に議論しないんだろう?』と。日本では行政でも立法でも司法でも会社でも、基本的に公開での討論で物事を決する事は稀で、基本的にその前のやり取りで物事が決まります

いわゆる根回し・密室政治ですね。

そして

これも『基本的に』ですが、日本は前例踏襲・先輩を敬え社会です。したがって、若い人や新しくその社会に入った人から『こうした方が良いのでは?』という話が出ても、殆んど聞いて貰えません。

『今までこれでやって来てるんだよ』『あの人(大先輩)が決めた事だから』という事で全く取り合って貰えませんし、むしろ『何勝手な事言ってるんだ。君も私たちのやり方をしっかり学びなさい』という事でしっかり目に怒られます。

何故分かるのか?私も散々怒られてきたからです。

で、普通はここで折れます。多勢に無勢。確かにこちとら若輩者で経験も乏しい。という事で表面では大人しく退いて、しかし心の中では常に牙と爪を研ぎ続けるわけです。「いつかやったんぞ」と。

しかし。今回の石丸市長は違います。常に真っ向勝負。ガツガツやってます。正にガチンコ。

ちなみにこの石丸市長、プロフィールを見ると『剛柔流初段』とあって、奇しくも私と同じ『剛柔流仲間』です(勝手に言ってます)。

そして剛柔流とは。

その名前が表す通り、世界は剛と柔、強と弱、光と影、緩と急、呼と吸、陰と陽と言った『相反する』もので構成されており、『どちらか一方だけで成り立っているわけではない』というような思考法を持つ空手の流派です(これも勝手に言ってます)。

なので。

こと『議論』という点においては、もしかしたら剛柔流の人は有利なのかも知れません。何故なら、議論というのは基本的に『絶対にこれが正しい』という事は少ないからです。

どんなに良いと思われる意見にも『悪い面』はありますし、どんなに悪いと思われる意見にも『良い面』があるのが普通です。

そういった『相対するものを通じて高みに昇っていく』というのが剛柔流です(と、私は解釈しています)。

この辺はドイツ哲学の『アウフヘーベン』とほぼ同じ意味を持っているのではないかと思います。ちなみにアウフヘーベンの意味は『矛盾する諸要素を、対立と闘争の過程を通じて発展的に統一すること』とあります(Wikipediaより引用)。

という事は。

対立と闘争が悪いわけじゃないんですよ。逆に、ここを避けているとアウフヘーベンには達しないわけで、その点石丸市長は『さすが剛柔流の人だなあ』という気がしないでもありません。一所懸命対立と闘争を行って(市の)発展を図っているわけですからね。

ただ。

余りに『剛』の部分が強いので、もうちょい『柔』の部分を出しても良いのかもなあとは思います。

とはいえ!

ここが大事な点ですが、剛と柔は必ず『剛』が先に来ます。まずは剛の要素を出せないと、柔の要素を出せるようになりません。

実際、剛柔流でも最初に習うのは『力の入れ方』です。それが出来てから『力の抜き方』を覚えていきます。これがまた、力の抜き方ってのがメチャクチャ難しいんですけどね。

と、面倒くさい話になりましたが、本日私が言いたかったのは『ポイズン(反町バージョン)』って事です。つまり

言いたい事も言えないこんな世の中で♪』ハッキリ『剛』な発言と行動を実践し続けている石丸市長は、やっぱり凄いなあという事。

ビビりの私には、到底真似出来ません。


有限会社ランド・プランをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで届きます。

2 件の投稿

  • シャーファン より:

    石丸氏は日本の現状を切り開く開拓者です。
    聞いててよく言ってくれたと感服しております。
    何事も全体計画の上、発言されてる筈です。
    ただ、老婆心ながら、相手に対し、失笑を交えながら回答されるのは、どうかなと思います。
    この失笑だけは、してほしくないです。宜しく。

    • 有限会社ランド・プラン より:

      コメントありがとうございます。私も全く同感です。『礼を失する態度』と見られても仕方ない所ですよね。
      ここは剛柔流というか『武道』の精神で『礼に始まり、礼を尽くして、礼に終わる』という所を見せていただければと思っております。
      礼を尽くし、その上でなお『言うべき事はきちんと言う』事を続けられれば『敵なし』なのではないかと思っております!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー |
不動産屋の日常
タグ |
剛柔流空手

7大お悩み相談

お客様の声

2022/04/16

多世帯同居。どうすれば家族みんなが幸せに生活出来る?

お客様の声

2022/04/15

住宅の老朽化が目立ってきた。修繕?建替え?住み替える?

お客様の声

2022/05/01

中古住宅ってなんか心配。購入後の生活は本当に大丈夫?

お客様の声

2022/04/17

集合住宅。いつまで窮屈な思いを続けなきゃいけないの?

お客様の声

2022/04/09

子育ての為、そろそろ自分の家を持った方が良いのでは?

お客様の声

2022/04/09

賃貸生活と持家生活。結局どっちが得なんですか?

お客様の声

2022/04/21

家ってお高いですよね?どうしたら不安なく家が買える?

住宅選び鬼8則

お客様の声

2024/10/20

後悔しない中古住宅選び鬼8則。第0原則『前提篇』

お客様の声

2024/10/21

後悔しない中古住宅選び鬼8則。第1原則『立地篇』

お客様の声

2024/10/22

後悔しない中古住宅選び鬼8則。第2原則『地盤篇』前編

お客様の声

2024/10/26

後悔しない中古住宅選び鬼8則。第2原則『地盤篇』後半

お客様の声

2024/10/29

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第3原則『道路篇』

お客様の声

2024/11/11

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第4原則『築年数篇』

お客様の声

2024/11/16

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第5原則『床面積篇』

お客様の声

2024/11/27

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第6原則『理想の家篇』

お客様の声

2024/12/13

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第7原則『値引き交渉編』

お客様の声

2024/12/24

後悔しない中古住宅選び鬼8則 第8原則『奇跡の出会い篇』

私がサポート致します!

代表取締役 TAKANO RYUSEI

高野 竜成

住み続けられるまちづくりを

中古活用・循環社会

空き家が増え続けています。高岡市だけでも11000戸以上の空き家が存在し、今や『6軒に1軒が空き家』という状況です。その上で人口減・少子高齢化は止まる事を知らず、資材価格の高騰と人手不足を受けて建築価格は上昇の一途を辿っています。しかし、それでも家が建てられ続けています。本当にこれで良いんでしょうか?そこで弊社は「中古住宅を活用して、安心出来る家を提供する!」と決意しました。大量生産・大量消費社会から中古活用・循環社会へ。ランド・プランは『あなたのお悩み』と『我々の社会課題』を同時に解消する『たかおかSDGsパートナー』です。中古住宅のご相談ならお気軽に!

PRESIDENT BLOG

不動産屋のひとりごと

PROPERTY

2025年度物件情報

中古住宅ご相談実例

全ての始まりは相談から。ご相談はお気軽に!