昨日。空き地と空き家の売却相談があったのですが、申し訳ないと痛感しつつ、業務をお断りしました。理由はただ一つ。
「空き地・空き家の管理が超ズサンだった」
不動産売買というものは、いつも同じような事言って恐縮ですが「売り手・買い手・地域」のハーモニーなんです。不動産業者なんてのはその「調整役」に過ぎません。
要は「私だけ」に頼られても、そりゃ解決は出来ないんですよ。厳しい事を言いますが、人間、誰しも「義務」があります。
不動産売買で考えてみると。
売り手は、売り物である商品(空家なら空家、空地なら空地)の管理をする「義務」があります。
買い手は、買う為の資金(土地購入費用・建物建築費用)を準備する「義務」があります。
地域には「良好なコミュニティを保つ」義務があります。そして不動産業者には「それらを上手く繋ぐ」義務があります。
要するに「それぞれの義務を果たした時初めて」不動産売買が成立するわけです。ま、どんな事でもそうですけどね。
お互いが「義務」を果たす事で「信頼関係」が醸成され、その信頼関係を通じて物事を為す。
それが基本だと信じています。私も「自分の義務」はしっかり果たす所存ですが、出来ない事を「出来ます」というのは「嘘」になります。私は嘘は付けません。なのでお断り致しました。
ちなみに。
では「無茶なお願いも聞いて貰えた」とか「どんな事でも相談に乗って貰えた」とか「イヤな話でも聞いて貰えた」という記述が多いんですが、実はそれらのお客様は全て
「自分自身の義務をしっかり果たしていた」方々ばかりなんですよ。そりゃ私だって、多少の無理はするでしょ。
最後に「今回のブログタイトル」についてなんですが、私はいわゆる「武士」ではありませんので、実はこの辺、
かるーく、
嘘ついちゃってますね・・・
有限会社ランド・プランをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで届きます。