昨日は我が町内の自治会納涼祭でした。私は班長なのでお世話係です。
朝9時からテントを建てて、ビールを呑んで、準備して。
ん?
何か関係無さそうな一文が挟まれてますが、それ(ビールを呑む事)が私に与えられた仕事の一つだったんです。何故か?
それは私が、納涼祭における『ビール販売担当』だったからです。
ビールは『温度管理』と『注ぎ方』が命です。したがって私は常に『今現在ビールは適温なのか?私の注ぎ方は最大限のパフォーマンスを発揮できているのか?』を試さないといけなかったんですよ。
なので。
朝から定期的にビールを呑んでは『うん、問題ないな』という確認作業を行っていたわけですね。本当に過酷な一日でしたよ。
さて。本題に移ります。
自治会に入ると定期的に『班長』という役割が回ってきます。アパートに住んでいる方や、マンションに住んでいる方にとっては馴染みの無いこの制度。何をしているのか?
主には、自治会費の回収とか、連絡事項の回覧とか、今回の『納涼祭』などのイベントに参加したりなどが挙げられます。その他、ゴミ当番とか、公園・公民館等の掃除当番とかですかね。
全て面倒くさい仕事ですが、『誰かがやった方が』地域の状態は良くなります。『やらないと』地域が上手く回りません。地域ってのは結局『自分が住んでいる所』なので、終局的には『自分の為に』やるわけです。
ただ・・・
『そんな事はやりたくない!とにかく面倒な事はしたくない!』と思われる方がいらっしゃる事も良く分かります。『俺以外の、誰か暇な人がやってくれよ!』という気持ちも良く分かります。
何故分かるのか?
それは私も、全く同じ気持ちだからです。しかし!
そんな事を全員が言ってしまうと、終局的にはそのコミュニティが崩壊してしまうんですよねえ。
加えて。
最近は少子高齢化のせいで、地域の中でも『班長が出来ない』人が増えています。そうなると『班長が出来る人』に班長の役が回ってくる機会も増えるわけで、その人たちの負担が増す事になります。
困った困った。です。
そこで私からの提言がこちら。
子供の数が減って、地域の人口が減って、班長が出来る人も減っているのであれば『イベントを減らす』のはどうでしょう?
たとえば『納涼祭をやめる』。
だって、ゴミ当番や雑草処理と違って『やらないとマズい事になる』ってイベントでもないでしょう?大汗かいて、無理にやる必要は無いのではないでしょうか?
とはいえ。
『納涼祭をやめましょうよ!』という意見を通すにはある程度の『発言権』が必須になるのも分かっています。町内で何の仕事も貢献もしていない人がいきなり『納涼祭をやめましょうよ!』と言っても相手にして貰えないのは当然です。
そんなわけで私は昨日、頑張ってビールを呑んでいたという次第なのですよ。
発言権を得る為、少しでも『私と同じような事を考えている方』の負担を減らす為、そして少しでも
『我々が住む地域』を良くする為に。
てことで。
決してビールが大好きだからやってたわけじゃないんですよ。地域の為です。ホントホント。