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2022/01/19
不動産屋としては牛宮城事件をこう見た。経営も不動産もやっぱり〇〇は危険。
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不動産屋の日常

有限会社ランド・プラン

細かい話は省略しますが「牛宮城事件」ってご存知でしょうか?

ご存知なければ検索していただきたいのですが「経営って、やっぱりとても難しいんだなあ~」という事が良く分かる事件です。

経営の難しさというのは、私が思うに「大きく3つ」に分けられると思います。

①資金繰り(資金準備)

②組織づくり(体制づくり)

③先を見通す力(リスクマネジメント)

資金繰りは、そもそもおカネが無いと事業は始められませんよね?自分のお金にしろ、誰かに借りるにしろ。

全く資金が掛からず事業を開始出来る商売ってのもあるんでしょうが、事業を継続する為にはやはりおカネは必要です。

組織作りについては、一人でやる分には「組織」はいらないかも知れませんが、そうは言っても通常、仕事というのは「色んな人との連携」って必須ですよね?

必ずしも「会社」という組織にしなくても、いわゆる「個人」であっても、やっぱりそれなりの体制づくりは必要なのです。

先を見通す力(リスクマネジメント)というのは、どんなに賢い人が行う経営判断であろうと「100%成功する!」という保障は全く無いという事です。

今回のコロナ騒動などが分かりやすいかと思いますが、どんな真っ当な経営判断をしていようと「突発的な事象」が原因で上手くいかない確率というのも、一定数存在するわけです。

しゃーないっすよ。それは。

なので「出来る限り未来を見通した上で」それでも「上手くいかない場合の事も想定して」対応策を持っておかないといけないという事です(経営者って大変ですね・・・)。

牛宮城事件に戻ります。

この事件の鍵を説明すると超絶長くなるので「一つだけ」ポイントを言うとすれば、それは

「共同経営の難しさ」です。

共同。

「力を合わせる」という事で良い点も勿論あるのですが、こと「経営」となると、以下の諸問題が出て来ます。

①スピード感が出にくい

②お互いに遠慮(プラス甘え)が出てしまう

③責任の所在が曖昧になってしまう

④方向転換(または撤退)が難しい

⑤楽観的な判断に陥りがち

などです。

ま、大分重複している所もありますが。

そしてそれで言うと、不動産業界にはこんな名言があります。

「共有は共憂」

不動産を共有で持っていると「お互いにとって憂鬱な事になるよ」って事なんですが、これはマジで真実です。

共同経営については「お互いの役割と責任の所在」そして「事前のルール作り」がしっかりしていれば「お互いの強みを活かし、弱みを補い合う」という事も十分可能です。

そしてその場合は「一人でやるよりも」大きな成果に繋がる事もあるのですが、不動産ではそんな事は起きません。

てことで。

経営の事はさておき、不動産を持つなら

「共有ではなく単有(単独所有)」

色々書きましたが、今日はそれだけ覚えて帰って下さいませ・・・

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